***発達障害***笑って笑って自閉症

自閉症児子育て日記

子供のこと♪

明日は明日の風が吹く [2007年06月28日(Thu)]


「●●●君のお母さん、おれ、ロボット作ったよっ!」

「●●●君のお母さん、女の子の絵、描いてぇ~。」

「●●●君のお母さん、縄跳びするから見ててっ!!」



じめじめとした梅雨空も吹き飛ばさんばかりの、
お日様みたいな園児に囲まれ、
久しぶりの健常な子供たちの回転の速いリアクションに、少し圧倒され気味の私。(笑)



そう・・・、


”●●●君のお母さん”こと、私は今、



幼稚園で、



次男(5才6ヶ月中度の自閉症)の、




自主参観 なぁ~んてものを始めているーーー


たはは・・・・・。



次男の問題行動の前触れは、運動会前から始まっていた。
毎朝の行き渋りが見られるようになったのも、今思えばこの頃からだった。

毎日の連絡ノートのやり取りで、
試行錯誤の策を取って頂いたり、構造化を試して頂いたり、
私も方も指導のポイントなどを伝えてはいたのだけれど、
今月の半ばに差し掛かった頃から、 
じわじわと問題行動がエスカレートして、ついに「自主参観」(12時~14時)という運びになったのだ。


次男は幼稚園生活で、
どの時間帯もまんべん無く先生を困らせている。(うぅ・・、すみませんっ)

ただ単に、周りの子供たちが出来過ぎ!・・・といった言い逃れは出来ない状態にまで、
次男の逸脱行動が目立ってきたらしいのだ。(あぅ・・、すみませんっっ)

雑作もない「座って先生の話を聞く振りをする(苦笑)」事すら、出来ていないのだ。


正直な話、
次男が新しい環境で先生を困らすことが起こるかもしれないとは、
ある程度予想はしていたのだが・・・。(どわぁ!!・・・すみませんっっっ)






やはり、次男には幼稚園は無理があったか・・・・と、「現実」が引きも切らずに私に叩きつけてくる。







今現在、最も先生方を困らせているのは、

「給食拒否」 をする事らしい。


5分も椅子に座っていられず、
給食も食べずに床にゴロン、
挙げ句には脱走、
一人遊戯室で遊んでいて、
行動修正にかかる先生の指示にも従えずという、
今までに例のない、驚きの逸脱行動だった。





次男に理由を問うても答えられる程のコミュニケーション能力がまだ無いので、
私が現場に馳せ参じ、不適切行動の裏に隠された原因を探り、消去していかなければならない。



そう、意を決して、自主参観に臨んだ。




ところが・・・・、


初日からまだ1週間ほどで日が浅いけれど、
気が抜けるほどに、給食時間の例の問題行動は、
全く見られないのだ。







一体、どういう事なの????>次男



あれほど食べなかった給食をきれいに完食する次男を横目に、
どうやら先生方の頭の中は、「」が渦巻いているらしい。

いかにも、私が安定剤の役目になっている様な雰囲気になっているけれど、
加配の先生の代わりに給食介助にあたっている私自身も実は、





「」なのであることよ~~~。



ただ、長年、次男の自閉症と付き合った中で、
私の脳内に作成された「次男取扱説明書」には、
下記の事項が定着している。


1. 命令形、否定語は多用しない。
2. 褒めて成功へ導く。
3. 失敗体験をしたまま、長時間放って置かない。必ず成功させてから終了させる。
4. 視覚に分かり易い目標や褒美を与える。
5. 構造化は、行動の「指示」になってはならない。
6. ほにゃらら、ほげほげ、なんたらかんたら。

・・・長くなるので、以下省略。





今、これらのアプローチが功を奏しているのかどうかは誰にも分らない。

次男にとって、私の存在が「安心」させているのかも知れないし、
また逆に、「怖い」と捉えているのかも知れないし・・・。

変な話、次男には「私=褒美」と見えているのかも。(笑)


真実は次男のみぞ知る・・・なのだ。

どんなに、他の当事者がその心境を代弁してくれようが、
参考になったとしても、それは次男の意思とはまったく別個のものだ。

解決するに、現実と向き合って子供と対峙するしか他は策は見い出せない。








数年後に、

「お母さん、あの時、ぼくね・・・・、」

な~んて、告白してくれる日を夢見て・・・、


明日も張り切って、「いざ、次男!!」なのだ~。









付記:

※)数日前に撮った写真ですが、
これを利用して励ましながら完食出来るように頑張っています。


      カレンダー: KF STUDIO http://www.kfstudio.net/blog/





7月に入ってから自主参観をしなくても完食出来ているようです。

ご心配いただいた皆様、現状を見守ってくださった皆様、
次男の特性を理解してくれご指導してくれている先生方には、
こころから感謝しております。

                        平成19年7月9日(月)付記

運動会って最高楽しい~♪ [2007年06月05日(Tue)]


つ、ついに次男(5才5ヶ月自閉症児)がっっ、
ついについに、やりました





一昨日の日曜日に開かれた学区運動会の徒競争で、









一人で、







脱線せずに、 






60メートルを、








ゴールまで走りきりましたーー。








へ?

いたって普通だって?




それに、この年齢でコースを脱線しようが、ゴール出来ない子がいようが、それも普通なんだけどね。





ダントツでゲッパ(こちらの方言で”最下位”の意味。しかも長男もだ!笑)、

・・・・なのは、まぁ、横に置いておいて、


今年は大人に手を引かれることもなく、
泣きながら脱線していくこともなく、
競技出場を拒否することもなく、
まことに、晴天の運動会に似つかわしいゴールシーンだった。


母は、ひたすら感激しきり。



頑張ったね、よく走りきった。


ううん、「頑張った」と言うより、「楽しめた」と言った方がしっくりくる。



「楽しめた」運動会のその縁の下には、やはり、
先生方の有り難い「支援」の力があった。


いつも、運動会の最中はアニメの曲や歌謡曲がBGMで流れているんだけど、
次男は、流行りのアニメの曲や一部のPOPな曲が嫌いで、耳ふさぎをしてしまう。

そうなると、陣地にすら居ることが出来なくなって、脱走を図ろうとするの。


そんな時は、気を紛らわすために駐車している車の中で待ち時間を潰したり、
競技種目が近づいてきたら、抱きかかえて連れ戻したりと、大変な事になっていた。

私も次男も、毎年汗だくで、格闘さながらに、
「おうち、帰る~~~?」と、泣くわが子を、
だっこしたり、遊ばせたり、おやつで釣ったりしながら、
時間が過ぎるのをただただ我慢して待つのみだった。

年を重ねるごとに、
私の「運動会」のイメージがどんどん最悪なものになっていったのは言うまでも無い。


それに、特に今年度は、
体育主任という大役を仰せつかった我が家は、
役員活動をしながら次男の世話と競技参加に、
とんでもなく忙しくなるだろうと、なんとも、重い気持ちになっていた。


せめて、

子ども達さえ楽しんでくれたら他は何も望まない、

そう願って、先生方からも励まされて迎えた当日。


運動会の序盤に次男の60メートル徒競争。
招集が掛けられ、スタートラインに整列する次男たち。

次男の走るコースには、「視覚支援」が施してあった。


およそ15メートル置きずつに、邪魔にならない程度の大きさの矢印「↑」のプレートが三枚と、

ゴールのちょっと先に、「STOP」のプレートが置かれてあった。

そして、その時だけ、いつもの賑やかなBGMは切られていた。



パーーーン!


乾いたピストルの音が響く。

加配の先生に促され、スタートを切る次男。


よろよろと、心もとない足取りで矢印「↑」を頼りに真っ直ぐ走ってくる。

ゴールでは、
狂ったように踊って手を振り、次男を呼ぶ私。



他の子たちはとっくにゴールを切っていて、
次男たった一人、拍手喝さいの中を走る。

「がんばれ~!●●●くーん!もう少しだよー。」

温かい声援が心に沁みた。

今年は、次男は泣いていない。
ましてや、笑みさえ浮かべている。




沢山の人に応援してもらえてよかったね、次男。
これは、ゲッパの特権だよ。(笑)




やっとのこと、ゴールまで到着し、

大手を広げて待っていた私の胸に飛び込んで感動シーンになると思いきや、
私のちょっと手前に、「STOP」のプレートがあって、
次男は指示通り、手前でストップしてしまった。(笑)

もー、次男のイケズ~。




こんなに次男がキラキラ輝いて見えた日は無かったと思う。

担任の先生とも、乱舞、大興奮で喜び合い、
その時にキチンとお礼を言ったのかさえ、記憶がぶっ飛んで覚えていない。(汗)


今も、脳裏に焼き付いているその瞬間を思い出しながら感動に浸っている。
本当に親子共々楽しめた瞬間だった。




大人が頑張った、
年代別徒競争、400mリレー、600mリレー、ボール送り競争、
玉入れ、マラソン、綱引き、水運び競争、二人三脚リレー、百足競走などなど、
ほとんどが私たち集落が上位を占め、
総合結果、18集落ある中、目出度く優勝旗を手にする事が出来た。


私の人生の中で、こんなに運動会が心から楽しいと思えた日があっただろうか。

何でも鈍くさくって、運動音痴の私が、
来年は女子マラソンにも出ようかと企んでいる・・・・。(調子に乗りすぎww。笑)


夜の優勝祝賀会では、
久しぶりに夫婦揃って祝いの宴に酔いしれていた私達がいた。
いつもは、酒の席ではお互いに目を合わすこともなく、他人を装うほどよそよそしい夫婦なのにね。(苦笑)

皆が楽しい気持ちにさせてくれた運動会。
ゲッパでも、1位でも、
悔しがって泣いたり、喜んだり、まさに人生そのもの。(飛躍しすぎっ!笑)

長男も、足が遅い事で劣等感を持ったり、努力してジョギングに励んだりと、
頑張ったよ。

次男も、運動会のざわついた雰囲気にも適応できて、徒競争でも頑張って走りぬいた。

来年度は小学生の応援合戦に参加やら、また違った課題が山積みではあるけれど、
なるようにしかならないし、また、なるように努力しなくちゃね。

次男がここまで成長したのは、今までの周囲の支援や協力、理解があってこそ。


「なせば成る、なさねば成らぬ何事も。成らぬは人のなさぬなりけり。」

この上杉鷹山公の教えのもとで育ってきた学童、学生時代、
成らぬは~からのくだりが、どうしても受け入れられなかった私だったけれど・・・、

何事も、実らない努力は無いってことでしょ。



希望を持って今日も明日もまい進あるのみ。







この度の先生方の協力と支援に本当に感謝しています。
有難う御座いました。
秋の幼稚園の運動会も頑張りますっっ。

久しぶりの白旗掲揚事件 [2007年03月13日(Tue)]


昨晩、我が家は大変な事件が起きた。


これから先をお読み頂くには、食事中の方にはお勧めいたしませんのでご注意下さい。


先週、胃腸炎で倒れた次男。(長男も)

この頃やっと、胃腸の調子が戻ってきたせいか、
食欲に任せて食べ過ぎていたのが原因でもあった。

回復期だということに気を付けていはいたのだが、

昨晩は、長男のスポーツ少年団の総会があり、
その席が飲み食べ放題だったことが、更にその事件に追い討ちをかけた。



普段、夫の帰りが遅いために、
そういった集会や役員会(大抵夜にある)には、
私が子連れで参加する事がほとんど。

長男は留守番が出来るようになってきたが、
さすがに次男を置いては行けない。


小学校や保育園の役員会、町内の集会、

どこでも子連れ。


そんな家庭はここらでは我が家くらいなもの。



その席で、

昨日はいくら、



「もう飲んだり、食べたりしません。終わりです。」

「これ以上食べたら、お腹が痛くなります。我慢です!」


と次男に教えても、

ご馳走を目の前にして、食欲には勝てなかった様子。





いくら教えても伝わらない。従わない。

つまりは、

「言うことを聞かない躾のなっていない幼児」丸出し。





「食べません」「飲みません」

そんなメモ書き(視覚支援の一つ)を読ませても従わない。




半ばどうにでもなれの開き直りモードの私は、
早くこの集会が終わればいいと、
時計と睨めっこしながら時が過ぎるのを待っていた。






ようやく帰宅。



帰ってきたのは9時半近く。






そして、ついにそのツケが回ってきた。








突然、「トイレ行くーーー?」と何やらパニック状態の次男。



振り返ると、そこは惨劇の場と化していた。






ダイニング、リビング、そこら中に、


下痢、下痢、下痢。








ぎゃぁ~~~~!!!



あとからあとから、
次男の足元から流れ出てくる水溶状の下痢の川。


パニックになりながら、多動全開で走り回る、走り回る。



「ストーップ!止まるっ!!動かないで、そこに立ってて!」


私のそんな声はパニック中の次男には届かない。





自分のウンチを踏んで滑って転んで、

体中ウンチまみれになった次男は、
泣きながらティッシュで拭き掃除を始める。


流れ出るウンチ。


踏まれて被害を広げられ、


飛び散るウンチ。



「ごめんねー、ごめんねーー。」と一応謝る次男は、
私の忠告を聞かなかったことで下痢をした事が分からないでいる。




久しぶりの異様な光景に、

その場に居合わせた長男が大泣きし出す始末。



私も、情けなくて半狂乱で泣いた。





言っている事が伝わらない。分からない。


母親の私自身がこれ以上の伝え方を知らない。





そして、(この時も)その場にいなかった我が家の家長「夫」を恨んだ。





もう降参よ、お父さん。


「白旗」揚げてもいいですか・・・。



いや、とっくの前に「白旗」は上がっていたの。




私には、もうかなり前から家庭内の「男女役割分担」が負担になっている。




でも、何よりも厄介なのは、


「私にはもっと質のいい子育てが出来るはず。」

と、どこかでそんな思いに雁字搦めになっている私自身。

呵責の念に駆られて、母親の役割を果たそうと一人奮闘しているこの現実。






ようやく気持ちを立て直し、


「私は十分に頑張っている!」


と、自分で自分を褒め、


こんな出来事があったことも周囲の人間の誰にも知られず、

今日もひっそり空しく過ぎていく。

お母さんの主張 [2007年03月06日(Tue)]


あ~~、誰か断ち切って下さい。


病気のスパイラルですwww。


一昨日の日曜日の早朝から、
急性胃腸炎が次男を痛めつけ、
今もって、ゲロ&下痢が続いています。



そうこうしている内に、

ハイ、お約束どおりの家庭内感染。


長男もぶっ倒れていますぅぅ~~~。






いっつもいっつもーーー、






なんでこうなるのっ!(欽ちゃん飛びっ!)


ねぇ・・・、仲良くインフルエンザも罹ったばかりでしょうが。



「も~~、も~~~、も~~~~、お母さん、牛になっちゃいます。」

と言うと、マジで困惑する次男。(笑)


君たちの免疫製造機能は、ちゃんと作動しているか?!

よ~よ~よ~、君たちーーー。



いつも、お母さんの脳みそ腐ってるかもなんてほざく長男!、
「お母さんの脳みそ、からから~~ん」
ってどうでもいいセリフを瞬く間に覚える次男!、

母さんを少しは見習いたまえっ!!


元気満々、今日もご飯が美味いぞーーーー。



とりゃ~~~!!

返り咲き、癒し系次男わが道を行く [2007年02月19日(Mon)]


5才になったばかりの次男(中度自閉症児)は、
近頃、成長と退行の入り混じった毎日を送っている。



「車」への拘りも一層強くなり、
愛読している本は、クルマ総合情報誌「ベストカー」だったりする。

しみじみと読みふけるその丸まった背中は、どこかオジサンっぽい。


自閉症特有の「耳塞ぎ」も頻繁になり、
パニック&脱走防止対策の愛用アイテムに
「工事防音用耳あて」、と何とまぁお洒落。

その耳あては、一昔前のヘッドホンに酷似している為、
着用した後姿は、やはりどこか中年っぽい。



「遅延性エコラリア」も日増しに使用技術が研ぎ澄まされ、
会話の質も徐々に高度になってきている。(高度?笑)




ある日のこと。


毎日の生活の足になっている自家用車に乗り込むや否や、
次男は、毎度の事ながら直ちにシートベルトを着用させろとしつこくせがむ。



次男「シートベルト~?シートベルト~~?」

私 「ちょっと待っててね、今してあげるから。」

次男「シートベルト~?シートベルトしゅる~~?!」


すぐさまシートベルトで固定してあげればいいものを、
私がマイペースでのんびり車に乗り込む支度をしていると、
さすがに痺れを切らしてしまったらしく・・・・、






次男「♪俺の・・・、俺の・・・、俺の話を聞け~。」





と、いつの間にか「世界の矢沢」に変身していた。

やっぱり、どこか80年代のフレーバー漂う次男。




 「俺の話を聞け~♪」は、クレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」という曲だったということが、今日3月1日に判明しました。 てっきり、矢沢永吉さんが歌っていたものと勘違いしていた私です。(笑)間違いを教えてくれたネッ友に感謝♫







むは~~、




ただ単にCMソングを覚えていただけなのだが。(笑)



それも、この時一回限りのナイスなエコラリアだった・・・。









使用数一回限定のエコラリアが頻発する次男。
先日、こんなことも言ってくれていた。




自動車販売店に家族で遊びに行った時のこと。





中に入ると、
飲み物を持ってにっこり挨拶する店のお姉さんに、






次男「寒いですねっ!」



店員「寒いよねー♪」




夫 「おっ、珍しいな、自分から挨拶するなんて~。」






次男「寒いですね、またお会いしましたねっっ!」


店員「ん?」




私 「会ってないっちゅ~の。はじめまして、でしょ?」






店員「あはは~、なんだか、おもしろーい。」







挨拶は、
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の教授のセリフを丸覚えですから。


そのうち、怪訝な顔で一ヶ月ぶりですね・・・などと、初対面の人に言いそうな雰囲気。(笑)








そうそう、


ここ一週間で、
バタバタとインフルエンザに罹って寝込んでしまった我が家の兄弟。

治りかけの次男が、ぼそっとこんな事も言っていた。






私 「今日も保育園を休もうね。
  なんせインフルエンザだもんね~。」




次男「鳥インフルエンザだねぇ・・・・。」



私 「”鳥” かいっ!!」







癒し系次男は、どうやら細々と健在している様子。



何はともあれ・・・、これで一安心。








安心して・・・・、




いいのか?!(笑)

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