「●●●君のお母さん、おれ、ロボット作ったよっ!」

「●●●君のお母さん、女の子の絵、描いてぇ~。」

「●●●君のお母さん、縄跳びするから見ててっ!!」



じめじめとした梅雨空も吹き飛ばさんばかりの、
お日様みたいな園児に囲まれ、
久しぶりの健常な子供たちの回転の速いリアクションに、少し圧倒され気味の私。(笑)



そう・・・、


”●●●君のお母さん”こと、私は今、



幼稚園で、



次男(5才6ヶ月中度の自閉症)の、




自主参観 なぁ~んてものを始めているーーー


たはは・・・・・。



次男の問題行動の前触れは、運動会前から始まっていた。
毎朝の行き渋りが見られるようになったのも、今思えばこの頃からだった。

毎日の連絡ノートのやり取りで、
試行錯誤の策を取って頂いたり、構造化を試して頂いたり、
私も方も指導のポイントなどを伝えてはいたのだけれど、
今月の半ばに差し掛かった頃から、 
じわじわと問題行動がエスカレートして、ついに「自主参観」(12時~14時)という運びになったのだ。


次男は幼稚園生活で、
どの時間帯もまんべん無く先生を困らせている。(うぅ・・、すみませんっ)

ただ単に、周りの子供たちが出来過ぎ!・・・といった言い逃れは出来ない状態にまで、
次男の逸脱行動が目立ってきたらしいのだ。(あぅ・・、すみませんっっ)

雑作もない「座って先生の話を聞く振りをする(苦笑)」事すら、出来ていないのだ。


正直な話、
次男が新しい環境で先生を困らすことが起こるかもしれないとは、
ある程度予想はしていたのだが・・・。(どわぁ!!・・・すみませんっっっ)






やはり、次男には幼稚園は無理があったか・・・・と、「現実」が引きも切らずに私に叩きつけてくる。







今現在、最も先生方を困らせているのは、

「給食拒否」 をする事らしい。


5分も椅子に座っていられず、
給食も食べずに床にゴロン、
挙げ句には脱走、
一人遊戯室で遊んでいて、
行動修正にかかる先生の指示にも従えずという、
今までに例のない、驚きの逸脱行動だった。





次男に理由を問うても答えられる程のコミュニケーション能力がまだ無いので、
私が現場に馳せ参じ、不適切行動の裏に隠された原因を探り、消去していかなければならない。



そう、意を決して、自主参観に臨んだ。




ところが・・・・、


初日からまだ1週間ほどで日が浅いけれど、
気が抜けるほどに、給食時間の例の問題行動は、
全く見られないのだ。







一体、どういう事なの????>次男



あれほど食べなかった給食をきれいに完食する次男を横目に、
どうやら先生方の頭の中は、「」が渦巻いているらしい。

いかにも、私が安定剤の役目になっている様な雰囲気になっているけれど、
加配の先生の代わりに給食介助にあたっている私自身も実は、





「」なのであることよ~~~。



ただ、長年、次男の自閉症と付き合った中で、
私の脳内に作成された「次男取扱説明書」には、
下記の事項が定着している。


1. 命令形、否定語は多用しない。
2. 褒めて成功へ導く。
3. 失敗体験をしたまま、長時間放って置かない。必ず成功させてから終了させる。
4. 視覚に分かり易い目標や褒美を与える。
5. 構造化は、行動の「指示」になってはならない。
6. ほにゃらら、ほげほげ、なんたらかんたら。

・・・長くなるので、以下省略。





今、これらのアプローチが功を奏しているのかどうかは誰にも分らない。

次男にとって、私の存在が「安心」させているのかも知れないし、
また逆に、「怖い」と捉えているのかも知れないし・・・。

変な話、次男には「私=褒美」と見えているのかも。(笑)


真実は次男のみぞ知る・・・なのだ。

どんなに、他の当事者がその心境を代弁してくれようが、
参考になったとしても、それは次男の意思とはまったく別個のものだ。

解決するに、現実と向き合って子供と対峙するしか他は策は見い出せない。








数年後に、

「お母さん、あの時、ぼくね・・・・、」

な~んて、告白してくれる日を夢見て・・・、


明日も張り切って、「いざ、次男!!」なのだ~。









付記:

※)数日前に撮った写真ですが、
これを利用して励ましながら完食出来るように頑張っています。


      カレンダー: KF STUDIO http://www.kfstudio.net/blog/





7月に入ってから自主参観をしなくても完食出来ているようです。

ご心配いただいた皆様、現状を見守ってくださった皆様、
次男の特性を理解してくれご指導してくれている先生方には、
こころから感謝しております。

                        平成19年7月9日(月)付記